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不知火に落ち度はない

そして、銃はこっちに向いてるんですが気づいてませーん。 室内だとやっぱわかんねえよね−。 天井に張り付いてるでっけえ蜘蛛みたいなウ○トラマン。 あれ中身にゼットン入ってるからね。 「動くな!!」 はいはい。じゃあ当ててみて。距離は10mあっからさ。 #不知火に落ち度はない
otinui_yamoto (6月2日 14時42分)

はい、全国の女子高生の皆さん、ここからは長瀬……じゃなかった、アンパンおじさんがお送りしまーす。 では前方をご覧ください。あちらにいるのが異常を察知して駆けつけた、駐屯地のお兄さん。 装備はどう見てもロシア製。 これが駐屯地の実態ですよねー? #不知火に落ち度はない
otinui_yamoto (6月2日 14時39分)

「おい、やり過ぎじゃね?」 「お前が言うかね? 指折れてるじゃん、あいつ」 「銃持ってるのがいけねんだって」 そして、ア○パンマンとウ○トラマンが車を降り、前に進み出す。 こうして──ア○パンマンとウ○トラマンの襲撃が始まった。 #不知火に落ち度はない
otinui_yamoto (6月2日 14時34分)

「アー○ー ラッシュ!」 腹、脇腹、鳩尾、顎、眉間、後頭部。 およそ急所と呼ぶ急所に、認識できない速度で2m以上先から拳が突き刺さる。 一瞬でサンドバッグと化し、身体が後ろに吹っ飛ぶ。 そうして彼はそれを最後に意識を失った。 #不知火に落ち度はない
otinui_yamoto (6月2日 14時32分)

指がちぎれてもいい。 あれに何かされたくないし、そもそも目の前のウ○トラマンにも何もされたくない。 経験したことのない異常事態に、必死の形相で抵抗する。。 そんな彼にア○パンマンは優しかった。 「はいはい。じゃあ、ちゃんと気絶した理由作ってやっから」 #不知火に落ち度はない
otinui_yamoto (6月2日 14時27分)

「うるせえ八つ裂きチョップすんぞ」 「あはははは、ダメだなお前。ちょっと待ってろ」 ばたん、とドアが開いて、さっきの縦に長いア○パンマンが近づいてくる。 190cm以上ある長身が、闇の中から見下ろしてきていた。 「やめろ、来るな! 来るなよ!!!」 #不知火に落ち度はない
otinui_yamoto (6月2日 14時22分)

「スペシウムチョップ」 喋った。 明らかに流暢な日本語で喋った。 そして容赦無いチョップがごす、と頭の頂点に入る。 頭蓋骨が割れそうな恐ろしい力で。 「あれ? 気絶しねえな」 「ウ○トラマンが喋… いてッ! いてて!!」 指が今にも折れそうだ。 #不知火に落ち度はない
otinui_yamoto (6月2日 14時20分)

聞いてねえ──関節技使うウ○トラマンなんていんのか!? 混乱した頭で、守衛はもがくが指はトリガーにかかったままで動かない。 みちみちと嫌な音がし、激痛が走り続ける。 目の前には不気味なウ○トラマンの顔があり。 す、とそいつは手を挙げ── #不知火に落ち度はない
otinui_yamoto (6月2日 14時17分)

「お前ら…!?」 異常事態発生。 ア○パンマンに殴られて、相方は気を失ってる。 マニュアルに従い運転席側の守衛は銃を抜き── 「ヘァ゛ッ」 「ぎゃあああああ!?」 どうやったのかはわからない。 だが、銃を起点に指が固定され、ねじ上げられている。 #不知火に落ち度はない
otinui_yamoto (6月2日 14時12分)

「じゃあいくぞー、バ○キンマン!」 ちょん、と銃の先端を指が弾き。 「ひっさーつ! あーごパーンチ!」 ア○パンマンの拳が容赦無く顎に突き刺さり、後ろに向かって身体がハネ飛んだ。 昔、テレビで見た──タイソンに殴られた選手と同じ飛び方であった。 #不知火に落ち度はない
otinui_yamoto (6月2日 14時09分)


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